二正面作戦か 2022 3 19

 軍事で二正面作戦は避けなければならない。
たとえば、第二次世界大戦において、
日本は、太平洋ではアメリカと戦い、
大陸では中国と戦ったのが二正面作戦です。
 しかし、外交では、二正面作戦はあり得るでしょう。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、
アメリカがロシアに厳しく対応するのは、
中国が台湾に侵攻したら、どうなるか。
 それを示すために
ロシアに厳しく対応するのが
アメリカの外交作戦でしょう。
 ロシアの経済規模は韓国程度です。
経済の規模から見ると、
ロシアは中規模の国家です。
 超大国のアメリカが、
本気になって対応する相手ではありません。
 しかし、中国の台湾侵攻が予想される今、
たとえ中規模国家のロシアにも、
厳しく対応せざるを得ないでしょう。
 こうした対応によって、
ロシアが中国に寄ってしまっても、
問題ないと考えているでしょう。
 中露をまとめて孤立させる。
国際世論、外交、経済、金融システム。
これらは二正面作戦が可能であると考えたのでしょう。
 アメリカはロシアに厳しく対応することによって、
中国に圧力をかけているかもしれません。
 アメリカの作戦は、こうでしょう。
国際世論に「ロシアのウクライナ侵攻」は、
「中国の台湾侵攻」を連想させるにように仕向けることです。
 世界のすべての人に、
「ロシアのウクライナ侵攻」と「中国の台湾侵攻」が
同じであることを示す外交作戦でしょう。


























































































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